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紹介したい絵本⑤

かぜのでんわ

作絵 いもとようこ

 

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かぜのでんわは心で話します

静かに目を閉じ耳を澄ましてください

 

風の電話は岩手県大槌町にあります

線の繋がっていない電話ボックスがもとに作られたお話しです

ガーデンデザイナーの佐々木さんが自宅の庭に作った

風の電話ボックスには多くの方が何度も訪れるそうです

たぬきのぼうやはおにいちゃんに

うさぎのお母さんは電話で子守うたをうたい

おやすみ…と言って

きつねのおとうさんは電話の前でいつまでもないていて

ようやく受話器をとると

おれとこどもたちを残していっちゃうなんてひどいよ…と泣き

でもその後

ごめん    ほんとうはありがとうをいいにきたんだと言い

いままでほんとうにありがとう!

そしていっぱいいっぱいなきました

ねこさんはかみさまに

もしもし、かみさまですか

いきるとは

どういうことですかと問います

そしていつの日か

線のつながらないでんわがリーンと鳴り

受話器をとると

空に星が輝いて

ありがとうと言っているかのように

きらきらと輝いたほしをみて

みんなのおもいがとどいたんだと

癒されていく様子がわかります

大人になれば

あの時言えなかった想いや

もう会えないけど伝えたい感謝や

ごめんねの気持ち

あると思います

声に出してみたり

紙に書いてみたり

そんな作業はなかなか

改めてやることも少ないかもしれませんが

自分の気持ちを解放し

こころから話すことによって

癒すこともできるのです

何度でも

 

 

 

 

2016.09.14

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